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売春島に1週間泊まってみた 1

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一度は行ってみたかった渡鹿野島。
そこは三重県志摩湾に浮かぶ、知る人ぞ知る売春島――。どうせ満喫するなら1週間ぶっ続けで楽しみたい。そんな衝動に駆られて、仕事を放り出してなけなしの貯金を手に、いざ売春島へ。
数年前にはビーチが完成し家族連れで賑わうようになったとの情報も。もしや売春は摘発でなくなったのか? 焦りにも似た感情を抱きながら新幹線で名古屋へ。そこから特急電車に飛び乗り約2時間半で鵜方に到着。

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さらにそこからバスに揺られて30分のところにある船着場へ。ポンポン船に揺られて渡鹿野島へ上陸したのは夕方頃だった。
もちろんホテルなど予約していない。海を臨めるホテルの受付に飛び込みで行くと、笑顔で応対してくれた。
「お一人ですか? え~、団体さん用の部屋しかありませんけど、よかったら泊まっていってください」
広さ10畳ほどの部屋に案内される。夕食つきで1泊1万円ジャスト。
しかし10畳の部屋に一人とは何とも心さびしい。
なんでもひと昔前は、この島に来るのは女目当ての団体客ばかり。
昼から温泉、酒に浸り、夜は女を買って、深夜はマージャン大会。
「飲む、打つ、買う」に興じる土建屋のオジサンたちの姿が目に浮かぶ。

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しばらく部屋で横になって日没を待つ。そう、この島の名物ともいうべき置屋がオープンするまで少し時間があった。(続く)


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