「歌舞伎町だけでなく、池袋や錦糸町でも街娼の姿が目立つようになりました。
その中には、その日の食事代にも困っているような女性もいて、
交渉によってはホテル代別で5000円で
まとまるケースもあると聞きました」と語るのは風俗ライター。5000円立ちんぼ続出の背景とは…。
「昨年10月には40人ものタイ人女性を雇っていた風俗店経営者の日本人が
逮捕されましたが、警察当局の取り締まりは今後さらに強化される見通し。
不法就労で稼いでいた外国人女性たちの間で、『店に籍を置くとアシがつきやすい』
との噂が立って、どんどんアンダーグラウンドに潜り始めているのです」就労および観光目的で来日する外国人は増加の一途。
一方で、研修先の企業から逃亡する外国人技能実習生が年間7000人を超えるなど、
何かとトラブルも後を絶たない。
事情通が言う。
「国内で行方不明になった外国人の多くは
借金を背負って日本にやってきたため、どうしても稼がなければいけない事情がある。
売春や窃盗など違法行為に手を染める者が出てくるのは仕方ない」正規の就労ビザや在留カードがなくても、身ひとつで稼げるのがウラの売春稼業だ。
また、フリーの外国人売春婦が働きやすくなった要因として、
風俗ライターは「出会い系アプリの普及」をあげる。
「3億人が利用している『Badoo』をはじめ、
世界的に普及しているアプリが次々と日本に上陸したのが大きいですね。
実際に何人か外国人女性の相手をしたことがありますが、
あるタイ人女性は、夜のラブホ街に立ちながら、アプリを駆使して客を物色していました」国籍を見ると中国出身が圧倒的に多く、タイ、フィリピン、ロシア出身の女性も目につき始めたという。
「歌舞伎町にほど近い大久保のラブホテルでは国別に縄張りができていて、
そこでは南米出身らしき黒人女性もいました」(前出の風俗ライター) 当局とのイタチごっこはしばらく続きそうだ。
- 関連記事
-