一見、何の変哲もないごく普通のマンション。
しかし、夜になると男たちがゾロゾロと吸い込まれるように消えていく。
中には和服姿の女性に手を引かれて中へと入っていく男性客も…。
マンションの入り口にはそれらしき看板はいっさい見当たらない。
事情通の話では、彼らは最近増えている「闇スナック」の客だという。
「ごく普通のマンションの一室でひっそりと営業していますよ。
夜は人の出入りが激しくなるので、
周囲の住民は不思議に思うかもしれませんね」営業形態は秘密のベールに包まれていたが…。
「営業は夜8時くらいから早朝まで。
騒音で苦情がくるのでカラオケなどはありません。
大半は一般家庭のリビングに少し手を加えた程度の内装で、
まるで愛人の家にいるかのような気分が味わえるんです」店はどこも完全会員制で、常連の紹介がないと入れない。
また、看板を出していないので、一見客が来ることはない。
路地裏にある、一棟のマンション。
そこは「闇スナック」が多くひしめく激戦区のようで、
十数軒の店舗がこっそり営業しているとか。
同じく事情通によれば、
「もともとはクラブのママやチーママが副業で始めたのが走り。
というのも、六本木にはアフターで行けるような
落ち着いた雰囲気の店が少ない。
客のニーズに合わせて、ゴロンと横になれるような
和室の店もあるそうですよ」きちんと営業許可を取っているかどうかは定かではない。
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