経済発展著しいドバイ。
人口の8割が外国からやってきた出稼ぎ労働者というだけあって、
売春産業もかなりお盛んだった。
案内してくれたコーディネーターいわく、
「
売春婦たくさんいる。だけどここUAEってことを忘れないで。
売春婦つかまる。すぐに刑務所に入れられる
絶対に宿泊しているホテルに連れ込むのはダメ
女を買うなら別にホテルを借りて」とのこと。
そういえば数年前、日本人がアダルトDVDを大量に持ち込み、
1ヶ月の禁固刑を食らったとのニュースが報じられた。
また英国人カップルがビーチでイチャついて3ヶ月の実刑を食らったことも。
買う側も用心に越したことはない。
さて、売春婦がたむろしていると噂の
三ツ星ホテル『S』に宿泊したときのこと。
そのホテルにはバーやディスコが併設され、
売春婦たちが堂々と出入りしている。
国籍で見ると、もっとも多いのがロシア系。次いで中国系。
ちなみにこのホテルに宿泊しているらしき日本人女性の姿もチラホラ。
売春婦と間違われて「いくら?」と何度も尋ねられたそうで、
嫌気がさしていたようだった。
そのディスコではインド人が客引きをしていた。
「300デュラハム(1万円)で買わないか」紹介されたのはロシア系の美女。
顔立ちもスタイルもモデル級。
表向きは売春は禁じられているため、
形だけでもナンパで口説いたように繕うのが、
このディスコの流儀なのだとか。
ロシア美女とビールで乾杯。
カタコトの英語でなんとかコミュニケーションをとり、ホテルの外へ連れ出し。
タクシーに乗り込み、あらかじめインド人の客引きから
聞いていた2つ星の安ホテルを目指す。
2つ星とはいえ、もちろん休憩料金などはない。
宿泊代だけで1万円近くの出費。
女は安いが、諸々の経費を加えると2万円以上はかかる。
しかし、ここはUAE。
ドバイとはいえイスラム圏でイイ思いをするのはかなり大変だった。
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